G-96XGLX1C5Q 定年後の選択肢、継続雇用か独立か|定年ライフ通信
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定年前後編

定年後の選択肢、継続雇用か独立か

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 いよいよ定年を迎えたとき、多くのサラリーマンが最も頭を悩ませるのが「継続雇用を選んで会社に残るか」、それとも「独立して個人事業主や会社設立の道を選ぶか」という選択肢です。

 継続雇用を選んだ場合、現役時代の役職定年で一度下がった年収が、定年後はもう一段階下がってしまうという現実があります。だからといって、退社して独立するのも、よほど特別なスキルや「手に職」がない限り、大きな不安が伴うものです。

 大切なのは、古い常識やイメージだけで決めるのではなく、両者のメリットとデメリットを冷徹に見極めて、自分の「脳のリソース」と「時間」をどちらに投資すべきかを考えることです。

 継続雇用と独立、それぞれの特徴をスマートに整理すると、以下のような対比になります。

●会社に残る「継続雇用」という選択


【メリット】

  • 就業規則で定められた年齢まで確実に雇用が保証される
  • 一般社員に準じたベースアップが見込める場合がある
  • 会社の健康保険や雇用保険・労災をそのまま継続利用できる
  • 厚生年金に加入し続けられ、iDeCo(個人型確定拠出年金)も退職まで活用可能

【デメリット】

  • 個人事業主向けの強力な節税制度(小規模企業共済など)が利用できない
  • 現役時代と変わらず、働き方の自由度が低い
  • 経費が使えないため、給与からほぼ100%の税金が引かれてしまう

●自分の足で立つ「独立」という選択


【メリット】

  • 自分のライフスタイルに合わせて、働く時間を完全にコントロールできる
  • 小規模企業共済や経営セーフティ共済、法人化などを駆使して、高い節税効果を得られる
  • 会社の枠に縛られず、自分の実力次第でいくらでも収入を増やせる

【デメリット】

  • 収入の保証がなく、状況によってはマイナスになる年もある
  • 会社員という看板を失うため、クレジットカード等の「社会的信用」が一時的に下がる
  • 国民健康保険の負担が大きくなる可能性がある
  • 近年の物価やデフレの基調を考えると、仕事の単価を簡単に上げにくい

2つの選択肢を「引き算」で整理し自分に最適な生き方を選ぶ


 継続雇用が持つ最大の魅力は「安定」であり、独立が持つ最大の魅力は「自由と挑戦」です。

 家の中の不要なモノをすっきりさせて身軽になるように、これからの働き方も「何を一番大切にしたいか」をシンプルに突き詰めていく必要があります。

 Amazonやヨドバシカメラで一番納得のいく買い物をするように、自分のこれからの人生にとって最もコストパフォーマンス(そしてタイパ)の良い選択肢を、ぜひスマートに導き出してください。


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「定年ライフ通信」編集部
「定年ライフ通信」編集部
駆け出しブロガー
長年書籍雑誌のコンテンツ制作を行ってきたベテラン編集者が集った編集部です。メンバーは皆、定年を経験したシニアで、自らの経験を元にシニアライフの情報とコツを紹介します。
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